徹して一人を大切にする

働く人にとって、今は大変な時代です。
何故、今の仕事をしているの
誰がやっても一緒じゃないのと聞かれても、胸を張って答えられない。
自分しかできないスキルを見つけたくても、どうしていいかわからないあなたへ。

気づかれない20代が悩む情緒不安定な暮らしを応援

人に尽くした分だけ人の痛みに寄り添える。

息つく間もない、この現代。
今日のあなたは、心豊かに過ごせましたか？
もしかして、悩んでばかりいますか？
悩みがあると、心豊かでばかりはいられないかもしれません。
しかし、悩みがあるから、心は育つのです。
うんと悩んだ日、絶望的に不幸な日。
あとから振り返った時、
かけがえのない日々だったと、そう思える時が、来るかもしれない。
そう、｢かもしれない｣で、いいんです。
過去はいずれ、嫌でも変えられなくなるのですから。
だから悩みから逃げず、悩みの真ん中を、恐れず突き進んでほしい。
森を抜ける近道は、大抵の場合一直線。
少なくとも、それでいつかは抜けられるではありませんか。
寂しい時もあるでしょう。しかしその寂しさを大事にしてほしいのです。
寂しさや悲しさをアソビでごまかさないでください。
使い捨てにしないでください。
耐えて、戦って、勝てなくてもまた耐えて。
そうして、自分を育てる｢こやし｣にして欲しい。
人間だって、木と同じように、光がいります。
人間だって、花と同じように、水がいります。
人から大事にされないと、心は枯れてしまいます。
あなたが今まさに人に大事にされていないならば。
あなたの周りに、光がないというならば。
あなたこそが、誰かの光になってほしい。
太陽になってほしい。
そして、言葉という水をやってあげてほしい。
それは、苦しみを知るあなたにしか出来ない。
自分で自分を、喜ばせて。その日1日を励まして。
心を豊かにできたなら、あなたと誰かもう1人。
心が豊かに、なるかもしれない。
周りの悲しみが、減るかもしれない。
幸せはそうして、やってくるものでしょう？

自分で自分を励ませる人へ

自分で自分を励ませる人は、すてきな人です。人のつらさも、わかる人です。
自分で自分を喜ばせる言葉を、強さを、賢さを！
落ち込んだ心を、よいしょと自分で持ち上げて！
自分で自分を好きになれないと、人だって愛せない。

恥ずかし屋なら、そのままでいい。
無神経になり、デレカシーをなくすことが「大人になる」ことではない。
コンクリートみたいに固い花はない。
花は、みんな柔らかい。

初々しい。傷つきやすい。
人の思いに敏感なままの、その心を一生咲かせ続ける人が、本当に「強い」人です。
運命は外からやって来ません。
あなたの心の中で毎日、育っています。

毎日がつまらない時。
それは自分が、つまらない人間になっているかも知れない。

人生をむなしく感じる時。
それは自分が、からっぽの人間になっているからかも知れない。

人生にうんざりした時。
人生のほうがあなたにうんざりしたと言っているかも知れない。

人間は結局、自分自身にふさわしい人生しか生きられない。
だから、成績は中くらいでもいい、人間が大であればいい。
頭がいいとか悪いとか、成績だけで分かるものじゃないし
生きる上で大したことではない。

ただ、あなたが「不思議だ」と思う疑問を大事に追求していってほしい。
そのことを考えて、考えて、考え抜いってほしい。

そして、いざという時、心理と正義のためなら
自分を犠牲にできる人になってほしいと。
そんな人が一人でも増えた分だけ、この世は美しくなるのではないでしょうか？

世界のどこかに、
今のあなたしかできない使命が、あなたの来る日を指折り数えて待っています。
待たれているあなたは、
あなたは生きなければ！めぐりあう！その日のために！

輝くためには、燃えなければなりません。
今、悩みの薪が必要ではないでしょうか？

かけがえのないあなたへ

誰もが自分しかできない使命をもって生まれてかけがえのない存在です。

どんな人にも必ず「使命」があります。
使命があるから生まれてきています。
だから、何があろうと、生きて生きて生きぬかなければなりません。

使命ー何に「命」を「使」うか。
自分は、どんな「命」を受けて宇宙から「使われた」のか。派遣されたのか。

だから絶対に自殺はいけない。
絶対暴力はいけない。
人を傷つけてはいけない。
人をいじめてはいけない。
尊い生命を傷つける資格など、誰にもありません。

なぜ自分は生まれてきたのか。それを探求するのがあなた自身です。

そこで、絶対にあきらめてはいけない。
もがきながら、考え、学び、友と語りあい、今なすべきことに、ぶつかっていってほしい。
あきらめずに挑戦していけば、
必ず、自分にしかできない使命がわかってくるのではないでしょうか？

同苦が呼び覚ます人間の底力

東日本大震災を契機に、
多くの日本人が「生きる意味」を問い直し、人と人の重要性が叫ばれるようになりました。

「亡くした家族や親友の遺志を継ぎ、人の幸せにする人生を送ろうと決意できること」
「気持ちは一緒と苦しみも喜びも共有できる人がいること」など。

「東北のことを理解し、共感してくれるだけでも違う。
関係ないと置き去りにされるのがつらい。
まだ多くの人が避難生活です。
「今も頑張っている」と、私たちの心のどこかにあるだけでも救われるだろうと思います。

あとは現地旅行や交流、ボランティアや寄付など、いろんな方法があります。

一人の「心」を大切にし、励ましを広げる地道な実践は震災復興の原動力であるとともに
人間関係が気薄化する社会において、人と人の絆を深め、平和社会に貢献しませんか？

いろんな奇跡を人間は持っています。

根本はやはり「心」です。
病気の時「もうダメだ」と思えば治療も役には立たない。
「大丈夫だ」と思ったら、がん細胞さえ消えていたりする。
それだけいろんな奇跡を人間は持っている。
全ての人の中にある心が根源だと思います。

「恵まれた環境だから幸せ」とはかぎらない。
「大変な環境だから不幸」ともかぎらない。

幸不幸は、環境で決まるのではない。自分で決まる。
環境に負けるか。打ち勝つか。それで決まる。

勉強だけに、かぎらない。
人生には、困ったこと、つらいこと、イヤなこと。悩むことがいっぱいある。

そんなとき、二つの生き方しかない。
一つは、文句を言って、環境のせいにして、敗北してしまうことだ。
人は同情してくれるかもしれないが、結局、自分が損だし、何を言っても弁解になる。

もし一つの生き方。
それは、環境がどうであれ、自分の道を開いていくという生き方です。
どっちを選ぶかは、自分で決めることです。

人生の勝敗は途中で決まりません。
栄光は、粘り抜いた逆転劇によって勝ち取るものではないでしょうか？

単身のあなたへの想い

これまでどのような人生を歩み、どんな境涯に置かれるいるひとであっても
誰もが「自分の今いる場所を照らす存在」にできることの視座であり確信です。

笑顔のカップルの会話のようす

目に映る「現れ（これまでの姿）」で人間の価値や可能性を判断するのではなく
人間の本来に具わる「尊厳」を見つめるがゆえに、その輝きによって、
そこから踏み出す人生の歩みが希望で照らされることを互いに信じ合う。

つまり、自分が傷つけられることを耐えがたく思い、
わが身をかけがないものと感じる心。

動かしがたい生命の実感を出発点としながら、
それは誰にとっても同じことではないかとの思いをめぐらせていき、
これまで味わった苦難や試練も人生の糧としながら、
自分の幸福だけでなく、相手の立場になり、相手に共感していく。

これは、社会のいかなる場合にも通ずるコミュ二ケーションの真髄ともいえるでしょう。
一見、簡単なように思えることですが、忙しさやストレスに追い込まれる生活の中では
相手の心を見失い、自らの出張を押しつけることも少なくありません。
「相手の思い」をくみ取る心配りを忘れず、円滑にお互いの心を通わせたいものです。

悩んで苦しんで生きることがつらくなっても、どこかに必ず希望が残っています。
一人では見つけにくくても、誰かと話すことで気付ける時もあります。
もしも周りに悩んでいる人がいたら声をかけてみませんか。「大丈夫？」と。

「人間は一人では弱い。人の心は移ろいやすいものです。」
燃え立つような決意や誓いも、歳月とともに忘れがちなのが人間の性です。
だからこそ、あなたが「一人も落とすまい」「自らも落ちまい」と心に決め励まし合い
「一人を知り」「一人と信頼を結び」「一人を本物の味方にする」誠実な対話。
心を揺さぶるのは心。真心は、声、表情、振る舞いに表れ、相手に必ず届きます。