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長男の将来を見据えた目標設定と人生設計の重要性

「将来どうしよう」とは何も考えず、ただ言われるまま職人の父親が勤める金属加工会社に勤め始めてから45歳まで30年間、失敗や後悔を繰り返すサラリーマン生活を送ってきた私(しんちゃん)です。

もしもあの時、将来3人で暮らし始めることになった女性と出会えていなかったら、学生時代に人生設計を全く考えていなかった勉強嫌いな私は、今どんな人生を歩んでいたのだろうかと思うとぞっとするかもしれません。

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未来の計画

私の人生を振り返ると、両親の離婚や再婚、いじめ、ひきこもりが思い出されます。

同じような人生を長男には歩ませたくないと思い、将来の不安を解消するために具体的な目標設定を考えてほしいなあと心から願っていました。

新川重和
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親として一人の人間としての長男に接していけたかどうかを、将来振り返ることができるようにしたかったです。

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長男の教育と小学校の校長先生との会話

長男が生まれるとき、私は仕事で出産に立ち会えず、そのころ駆け落ち同然に寝屋川の萱島に住み始めて、よく通っていたお好み焼き店のご夫婦にお世話になりました。

その頃、お好み焼き店のご主人様より、私と前妻に良かったら、以前商売をしていたお好み焼き店が空いているので、良かったら商売してみないかと声をかけていただきました。

思い返せば私が小学校6年生のときに、父親の再婚相手が10坪くらいの土地を借り大工さんはじめ職人さんの知り合いも多かったのが幸いし2階建てのお好み焼き店を開店し自ら自転車などでチラシを配ったりしたこともあり興味はありました。

しかし、当時の前妻は体も弱く、飲食業に携われるだけの知識や器量もないなあと思い、やむなく断りました。

約2年ほど寝屋川の萱島に住んでいましたが、たまたま日本住宅公団の入居募集がありました。

なかなか当選しないという世間の噂話は、私の耳にも聞こえてきていましたが、落選して元々と思い抽選に申し込みをしたところ、幸いにも1回で吹田市千里の2DK風呂付の公団に見事当選しました。

おかげで、私の長男はすくすくと元気よく近くの幼稚園に通えました。

ある日、入学予定の小学校の校長先生から自宅に電話がありました。

電話の向こうからの校長先生の話しを聴いていると当時私の長男が少し知恵遅れがあったようで、特殊学級の入学を父親の私に勧められました。

しかし、私から入学予定の小学校校長先生に一旦普通学級に入学させて、どうしても就いていけないのなら特殊学級にということにはできないでしょうか?とお話しをさせていただいたところ、当時の校長先生は心よく快諾していただきました。

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小学校生活の思い出と成長の軌跡

その後、小学校に無事入学し同じ学校の子どもに、いじめられたこともあったようです。

そのときは前妻もさすがに怒りを隠せず小学校の教員室へ行ったり、授業参観や運動会などいろんな学校行事もあったようですが、6年間の小学校生活を無事に卒業できたようです。

なぜ、「いろんな事もあったようですが」と言う言葉かと言うと、私の長男が低学年のときは学校行事は参加できていたものの、高学年に通っている時代には仕事の都合で前妻と別居を始めたので、実際には見ていないのでそんな言葉になりましたが、養育費として毎月10万円を振り込みをしていました。

長男の新しい生活とお金のやり取り

前妻は体が弱かった事情もあって、中学校へ入学時長男は父親である私が住んでいるところへ移り住み始めました。

犬を飼い、玄関の道の前に駐車場があり私が車で帰ってくると、姿は見えなくても車の音だけを聴いて犬はしっぽをふって出迎えてくれていました。

朝晩の犬の散歩や阪神淡路大震災のときは、2階で私たち3人が休んでいると被害がなかったものの玄関の階段下にいた犬は2階を眺め「わんわん、わんわん」と吠えて「地震やで」と知らせてくれていました。

一緒に住み始めていた女性のことを、私の長男は「おばちゃん」と言い、その後は3人での生活が始まりました。

中学生時代にも、いじめられたことが一緒に住み始めた女性に気づかれ怒りを隠せずに職員室まで行った様子でした。

ある日、一緒に住み始めた女性から、私の長男にお金を渡して買い物を頼んだところ、戻ってきてもお釣りを渡さなかったようでした。

そのことに疑問を感じた一緒に住み始めていた女性は、私の長男に「お釣りは?」と聞いたところ、僕のお母さんは、お釣りはみんなもらえていたため渡さなくてもよいと思い込んでいたようです。

長男にあのな、一緒に住み始めた女性は「お釣りは渡してや、お駄賃はそのなかからあげるから」と私の長男に、言ったところ納得したようです。

私の長男が小遣いを持って家の中をウロウロしていたところ、一緒に住み始めた女性に「何してんの」と言われたところ、私の長男は「おばちゃんにとられたらあかん」と思ってどこへ隠そうと思って言ったところ「盗るぐらいなら小遣いを渡さんわ」と言われて安心したようです。

その後の私の長男は自分の机や、ベットのところなどにお金をバラバラに置いていたようです(笑)。

長男の進路と成長の物語

将来の夢と進路選択

高校の入試試験を受けるときは、普通高校に行くかって迷っていた長男に、父親である私が将来何がしたいと聞いたところ「国鉄に入りたい」と言い、私は「電車の運転手?になってどうすんの?」と言ったところ考えてみることのことでした。

父親の経験を伝える

しばらくして、私から長男にお父さんは機械科を卒業したものの苦労した経験を子どもに言ったところ、それやったら電気科のある高校に行ってみようかと長男は意志表示をしてくれました。

高校入試試験の挑戦と合格

幸いにも父親には似ずに勉強をすれば出来る長男だったようです。推薦入試の試験では不合格だったものの入学予定だった工業高校から中学校に電話があり一般の入試試験を受けてもらえると合格すると、父親の私に中学校の先生から自宅に電話がありました。

それを聞いた私は、長男に伝えたところ入試試験に挑んだところ無事合格し、入学ができました。

高校生活と新聞配達の努力

工業高校の3年間は、雨降りや風が吹く日も休むこともなく新聞配達(朝刊400部)で得た収入から毎月3万円を「おばちゃん」に渡していました。

運転免許取得と自立の一歩

運転免許を取得当時、一旦おばちゃんに取得費用を借りて、毎月返済して完済したようです。

バイクと車のエピソード

バイクや車に彼女を乗せたりして、たまには彼女を家に連れてきたりしていました。

彼女との関係と家族のサポート

バイクは、家の敷地の中に置いているものの2度盗まれたり、車は免許を取得したときは中古車だったようだったようですが、その後車を乗り換え全損事故に遭い慌てて、彼女が私の子どもを迎えに行ったりされていたようです。

謝罪と和解のできごと

ある日の出来事です。長男が付き合っていた彼女とのトラブルが原因で、彼女の家に父親である私と一緒に住み始めていた女性と謝罪に行きました。

その時、先様の玄関で長男の彼女の父親とお会いしたところ、その父親はバットを手に持ち背中の後ろに持たれていた様子でしたが、何事もなく謝罪して無事終えました。

長男の進路選択と新たな一歩:設備管理会社の就職と一人暮らしの始まり

工業高校卒業間近のある日、長男に進路を聞くと「どうしょう」と迷っていました。

しばらくすると、長男から何社か就職先の候補が見つかった様子でした。

働くなら、歳をとってからでも困らないよう資格を取れるだけとっておいたほうがいいのではないのかなあと父親である私は長男に伝えました。

しばらくすると、各施設の設備管理会社に就職は決まり、ずいぶん経ったある日から一人暮らしを始めました。

まとめ

計画があることで、将来や心の不安を軽減し、モチベーションを維持することができます。

学生時代に親と子どもが迷うことなく、節目などに会話を重ねて子どもの進路を考えるヒントになればうれしいです。

実践的アドバイス

進路相談をする相手を間違うと、あなたに寄り添っているふりをして、あなたの考え方との矛盾も多く相談した他人が自己満足を満たすだけで、結果的にあなたの心を傷つけたり詐欺をする人が世の中に存在していることを、くれぐれも忘れないでほしいです。

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