現代社会で生きる多くの人が人間関係や仕事、経済的な問題で心を痛めています。
ストレスや不安が重なり、気分が落ち込んでしまうことも少なくもないあなたではありませんか?
そんなあなたの心を救うための効果的な方法が、世界的に注目されている「ジャーナリング」です。
この記事では、人によってはお金をかけずに実践できるジャーナリングの手法と、その効果について詳しく解説します。
心の負担を軽減し、前向きな気持ちを取り戻すための具体的なステップを一緒に見ていきましょう。
繰り返すネガティブ思考の危険性
どんなに成熟した人でも、人間関係や仕事のことで傷ついたり、苦しくなっていることがあるでしょう。
いくら考えまいとしても、同じことをぐるぐると考えてしまい、気分を切り替えられなくなることがありませんか?
そのような状態は「反芻思考」(はんすうしこう)や「ルミネーション」と呼ばれ、特にネガティブな思考に陥りやすいです。
これが続くとストレスや不安障害を引き起こし、非常に危険な状態と言われています。
ストレスと不安障害の前兆を認識する
反芻思考やルミネーションは、同じことを繰り返し考えてしまう現象で、とても苦しい状態です。
何かしらの形で、そこから早く抜け出さないと心身ともに疲弊してしまいます。
そんな疾患でなくとも、ストレスや心の負担が大きいことは確かです。
実際の体験から学ぶ:情緒不安定を乗り越える方法
商売を始めた頃、頭の中のもやもやをノートに書き出し、外に吐き出していました。
当時はお金もなく、自分の頭で知恵を絞り出さなくてはならず、精神的に情緒が最も不安定な時期でもありました。
そこで入浴すると情緒が安定し、なぜかしら知恵が湧いてくるような気持ちになり、文字が浮かんできました。
特に私の場合朝風呂がおすすめです。
風呂から出るまでは、忘れないよう記憶しておき、お風呂から出たらすぐにノートに書いていました。
浴槽に浸かりながら、浴室の窓からの日光が差し込むと、心が落ち着き、穏やかな気持ちにもなれました。
ジャーナリングの実践:心を整える具体的なステップ

そこで私がおすすめするのは、「書く瞑想」と言われる「ジャーナリング」です。
ジャーナリングは、お金をかけずに実践できます。
メンタルヘルスやマインドフルネスの手法として世界的に注目されているようです。
やり方はとても簡単で、ペンとノートだけを用意します。
気になっていることについて、思うままに書き続けます。
誰に見せるわけでもないので、きれいに書く必要もありません。
途中で手を止めて考えたり書き直したりもせず、一定期間ただ自分の感情をあるがままに書き出します。
ジャーナリングをする際のポイントは、誰にも邪魔されない、気が散らない場所でリラックスできる状態で行うことです。
かける時間は短くても長くても構いません。
あなたが書きたいだけ書けばそれでいいんです。
慣れてくると、まるで誰かとしゃべっているような気持ちにもなれましたが、それって私の気のせいでしょうか。
生きるのがしんどくなったり、つらくなった時は、ぜひやってほしいのです。
誰にも知れず、お金もかからず、知らず知らずのうちに生きづらさから抜け出せているかもしれませんよ。
まとめ
ジャーナリングは、人によってはお金をかけずに心のケアを実践できる効果的な手法だそうです。
反芻思考やルミネーションによって生じるストレスや不安を軽減し、自分の感情と向き合うことで、心の平穏を取り戻すことができます。
誰にも邪魔されない場所で、リラックスした状態で行うことで、より効果的に実践できます。
心が疲れた時、生きづらさを感じた時、ぜひ試してみてください。
あなたの心を救うジャーナリングが、新たな一歩を踏み出す助けになるでしょう。
わたしが一番感じている効果
私が一番実感している効果としては「自分でどうにか出来る力」です。
いわゆるセルフコントロール力・セルフコーチング力がつくことです。
人生は判断の連続ですよね。
人間は迷い、悩み、苦しみ、もがいてしまいます。
でも自分の中にある答えをすぐに聞けるようなスキルを身につけておくと、迷い、悩み、苦しむ時間が減ります。
つまり、生きやすくなります。
そして、自分に余裕ができることで前向きに考えることができるようになります。